通常の常識から考えれば、ブラジルへフットサルの研修に行くのであれば、それは自然のことだと思うが、実際に現地でトップチームに合流して試合のメンバーに連ねようと考えるのは、とても安易であり、無謀なことだと考える。
今から遡って20年前に、丁度まだサッカーのJリーグが全くなかった時代にプロを目指しブラジルへ渡ろうとした時、同じことを周囲に言われる時代があった。
この時代は同じく日本人が海外でサッカーをすること時代珍しく、異色、異人扱いされる時代でもあった。
「安易」「無謀」という言葉が飛び交った。実際、現地で日本人はサッカー場に現れると冷笑された。そんな時代がフットサルにもやってきたのではないかと、私は思う。
サロンフットボールと呼ばれていた、競技がフットサルと改名され、現在に至るが、思い起こせば、ここCOJBで真剣にサッカーのプロを目指していた選手が、フットサルに転向してこの世界で中心プレーヤーとして少しは知名度も出ているという。
決して、COJBがフッサル選手を輩出したとは微塵も思っていないし、それを宣伝にしようとは毛頭思わない。ただ少なくても、プロというものを目指す上、その世界で極めるという意味合いでの共通意識の強化はCOJB選手時代に培ったものだということは間違いないはずだ。
ブラジルの至る所に自由に使用できるフットサルコートがある。フットサル少年チームがある。このようなコートで小さい頃から小さなボールを毎日のように扱って、ユース時代から徹底してプロの指導者に段階を経て指導をされてきているブラジル人に最初から対等になろうと思ってもそれはあまりにも飛躍しているが、日本人の勤勉なスタイルでサッカーと同様に少しずつ認められる時代が十年後、いやニ十年後にはやってくるであろう。
そんな時代をサッカーの世界で十分に体感してきたCOJBだからこそ言えることがある。
そんな「無謀」といわれながらも、研修から本場のフットサル選手として認められるために挑戦したいと志を持つプレーヤーをCOJBはサポートしたい。
現在、サッカーでも11年経った今、プロデビューする選手さえ輩出はできていても、もっとハイレベルな選手を輩出する挑戦は続く、並行して、COJBが母体とするサンジョゼ市には、フットサルでも男性、女性共にサンパウロ選手権の強豪として君臨しているチームが在籍する。それはサッカー、フットサル共にこの町にセントラル化して育成が可能であることを示す。
フットサル改革を志す君達が本場で磨き何かを伝える、フットサルでもそんな選手が絶対に必要となることを私達は先読みしている。
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