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【育成日記】バカの究極 それは自分を信じ続けること

縁があり、新1年生も少しずつですが、FCCOJBに入団を決めてくれているメンバーがいます。
嬉しいことです。このお付き合いを長いものに出来ればとても幸いです。
COJBに入ったからには、特別な選手になって頂きたい。

本気でサッカーが好きなのであれば、バカになって取り組んで欲しい。
バカとは語弊がありそうですが、勿論、良い意味です。

中学1年生の入りたての頃は皆、「将来の目標はプロ選手」といいます。
それは良い事です。COJBが大いに望むところでもあります。
しかし、2,3年生になると何故か入り立ての頃の気持ちから、一転、弱気な
気持ちになっているメンバーがいます。頭で考えてしまうのでしょう。『自分の力では無理かな』と。

試合メンバーに抜擢されている、いない、仲間と自分、対戦相手と自分との比較をして、劣っていればそこで現実を見たような気持ちになり、自ら限界を決めてしまう。変に利口になってしまうのです。

しかし、バカはそんなこと考えません。ひたすら夢に向かって努力します。誰がなんと言おうと、動じません。
世の中には、当たり前のごとく、自分より巧い人間なんてキリがないほど存在します。
自分より巧く、地域では名の知れた者でも、プロになれないのに自分なんて無理と決めつけてしまうのです。
その地域で巧いとされていた者も、高校までサッカーをしたら、プロ志願はせずに、他の世界に行く場合があります。あいつが諦めたのだから、俺も無理と考えてしまうのです。

しかし、そんなことは関係ないのです。本気で取り組む前から、自分を決めつけるのは少々、早すぎはしませんか?
COJBは幸い、昔からバカの集まりでした。インターネットがまだ普及されていない時代、サッカー雑誌の全国版にCOJBの宣伝を掲載し、北は北海道、南は沖縄、全国から横浜に、皆さんが中学で使用するグランドと同じ環境でプロを夢見て、COJBの門を叩いて来ました。毎日、雨でも、嵐でも、クレイジーのように厳しい練習を繰り返しました。そして、王国ブラジルに足を踏み入れ、より厳しい環境でプロへの修行をスタートさせたのです。
正に、クレイジーです。16歳から22歳のバカ者達が、わき目もふらずに、サッカーに人生を捧げたのです。

そのクレイジーなバカ者達は、決してエリートではなく、雑草。踏みつけられても立ち上がり、目標に向かってまっしぐらです。いち早く自分の力の限界を作った者、プロまで目指してやるほどのものではなかった者達は、
『あいつなんて無理、あいつがプロになったら皆なれちゃうよ』と陰口を叩く。
しかし、その陰口を叩かれていたバカ者達が、絶対的に日本よりサッカー選手の数が多い、ブラジルの地を拠点に他国でも観客の前でプロとしてデビューするきっかけとなったことを誰が信じますか。しかし、それは現実に起こったのです。高校時代は3年生のときに、後輩と一緒に練習させられた屈辱的なメンバーもいました。
しかし、観客の前でスタメンフル出場し、プロのリーグ戦を戦うまでになったのです。そんな人ができて、君に出来ない理由がありますか?唯一、君が出来ないとするならば、単に夢への思いが弱いだけです。
バカになれていないだけです。『信じる者は救われる』どこかで聞いたことがある言葉ですが、自分を信じたのです。

もっと凄い話があります。私がプレーしていたプロクラブにテストされていたブラジル人選手がいました。しかし、1週間後に彼はいなくなりました。それから数年が経ち、私が1998年に他のクラブでプレーしていた時には、彼は、スポーツTVでインタビューされていました。そのインタビューはなんと、1998年のフランスW杯のブラジル代表に選出された選手のインタビューであることに気づきました。鳥肌が立ちました。
小さなクラブでプレーしていたのは聞きましたが、彼は名門チームの右サイドバックに君臨していたのです。W杯イヤーで彼は大活躍をして、フランス大会の右サイドバックに選出されたのです。W杯決勝トーナメント準決勝で彼はオランダ戦でスタメンフル出場していました。数年後、彼は引退し、再会しました。丁度、このFCCOJB-U15の1期生をブラジル遠征に連れて行ったとき、宿舎に彼を呼びました。彼に彼の足跡を話して貰いたかったのです。
私は彼が、21歳までブラジルでは本当に珍しい、草サッカー選手であったことを初めてしりました。
私と最初に遭ったときは既に20歳を超えていたと思います。代表に選出されたのはその8年か9年後、28歳の頃だと思います。
彼はフランス大会に出場した時のユニフォームを手に取り、こう言いました。
『私は、21歳までアマチュアのチームでプレーしていました。みんな、プロの下部組織から這い上がってくる選手ばかりの中で、周囲は私に「お前はバカだ、絶対に今からプロは無理」と散々言われましたが、私は諦めず練習に明け暮れました。そして、ずっと自分を信じました。俺なら出来ると、だから皆さんも頑張って下さい』とCOJBのメンバー、ブラジル人選手もこの話に聞き入っていました。
カナリア色のユニフォームを手にしてそうコメントされたら、その言葉を疑う人間は誰もいないでしょう。
物凄い説得力です。一番、印象に残ったのは『自分を信じ続けた』という言葉でした。
言葉でいうのは簡単です。色々な壁が立ちはだかっても動じずに自分を信じ続ける事、努力することで、世界でも最も選出されるのが困難とされるブラジル代表のユニフォームを着て、しかもW杯に出場したのです。
言葉は悪いですが、彼こそ、バカの究極であると思いました。

仮に、将来プロ選手になれなかったとしても、君がバカで、強い思いで、それに全てを注いだのであれば、
次の人生で人間力として、役に立つのです。逞しく生きられるのです。そこに費やした意気込み、体力、気力、
そのパワーは次の目標に注ぐことができるのです。

人生には、今しかできないことがあり、今やらなくても後でできるものもある。
スポーツ選手は歳をとってからでは目指せません。「あの時、やっておけば良かった」と後悔するなら、今、やるべきこと、今しかできないことをご両親に許して貰えるならば徹底的にやるべきです。

目標が定まった人は強いです。なぜなら、自制心が養われる。つまらないことを考えることもない。
私生活の姿勢も違います。手を抜く事を嫌います。
定まっていない人は逆に、いろいろなことに気が散ります。練習より、勉強より遊びが優先です。
世の中の同年代のアスリートを見てください。クラスメイトが遊んでいる時に、練習や勉強に時間を割いているのです。とても遊んでいる時間などありません。これは覚悟を決めているからです。決めた目標を手に入れるために、日夜、そのことに全てを捧げているのです。犠牲を払って目標に向かい日々戦っているのです。
そのことが、言葉に重みを増し、とても同世代がインタビューに答えているとは思えないほどしっかりしています。

ですから、目指すことは決して無駄なことではないのです。いや、やるなら目指すべきです。
「自分は下手だから・・・」と思うことはないのです。思うだけで行動に移さなかったら下手のままです。
COJBは、本当に下手な若者をブラジルでプロデビューさせました。雑草だけでなく、Jリーグ下部組織出身のエリートから一気に転落した選手も、COJBで再生させて、晴れてプロへの道を実現させました。
Jリーグの指導者、スタッフ、フロントで活躍しているOBもいます。

日本、ブラジル、ポルトガル、ドイツ、ウルグアイ、ボリビア、ベルギー、ラトビア、ベトナム、モルドバ、マルタ、モンテネグロ、メキシコ、これらの国でプロデビューしています。

君にも、今しかできないことを懸命に、精一杯やって頂きたい。そう願います。

12月18日、是非、日吉台中学校のセレクション&練習に参加して下さい。

info@mundo-do-cojb.comまで

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