COJBブラジル遠征U-12
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【出発そして機内で】

PM12:00、成田空港第2ターミナル集合。成田は物凄い混雑状態。
到着するや否や担当係員が我々のパスポートを持って待ってくれていた。
チェックインまで相当の時間が掛かりそうだ。
物凄い列。12時過ぎに子供達と見送りの家族が合流した。子供達の表情は至って明るい。内心、少し不安もありながらようやく手に入れたブラジルへの切符に心を躍らせているのか。


コーチは事前に子供達へ「空港や移動の服装はジャージなどサッカーをする格好では来ないように」と伝えた。
「えっ、何故?子供だしサッカーをやりにいくのだから・・・」と普通は思うだろう。
しかし、コーチはサッカーをする時と、そうでない時の服装のけじめをしっかりとこの年代からつけておくべきと強く考えている。例え子供であってもね。
別に「ネクタイを締めて来い」というのではない、グランド以外はサッカーする人間も一社会人なんだ。
逆を考えて欲しい、サラリーマンがスーツを着てサッカーするか?結婚式に参加するのにGパンで行くか?ということと同じだと思う。
指導者も一緒、最低限の身なりをしてグランドに現れることである。加えタバコで指導するということも考えなくてはならない。
それは決して「格好つける」というものではない。
サッカー選手は特に、日本の場合、社会性も平行して教育していくべきであるということの駆け出し的、基礎的なこととして意識していくべきだと思う。サンダル履きで移動するのも場所による。

何故こんなことにこだわるかというと、コーチ自身昔ブラジルで恥を掻いたからに他ならない。
「けじめなし人間」の張本人だったから。クシャクシャのシャツを着て、場所を考えずただ「楽だから」とサンダル履き。プロのチームメイトは綺麗にシンプルに着こなしている。誰一人サンダルで練習場や試合会場に行く者はいなかった。

日本の場合、練習時や移動時などチームユニホームと移動用の揃ったものがあればいいが、どれもごちゃ混ぜになっていて区別がない。
いかにも「俺はサッカーをしている」と言わんばかりに雰囲気を丸出しにして歩いている。
汗をかいた後、そのまま電車に乗り込むけじめのなさ、もっとひどくなるとさらにその臭いシャツを着てそのまま電車に乗り帰宅する人間もいる。
勿論、環境問題もある。日本では営利スポーツクラブなど公営グランドの他はグランドを提供しているにも関わらずシャワーを浴びるところさえないところも多々ある。ひどいところは水道さえないこともあるくらいだから一概には責められないが。
子供だけでなくいい年をした大人までサッカーボールを剥き出しにして電車に乗ったりしている。
「台所で洗濯をするか?」っていいたくなる。要は何がいいたいかというと、ここでも「けじめとメリハリ」をつけるということ。サッカーする時の格好、普段歩く時の格好など。
だから今回の子供達の意識から少しずつ注入していくことがスタートだと思った。

テロ対策で通関がやけに厳しい、ペットボトル持込まで禁止している。成田まで靴を脱ぐ始末。
通関や出入国審査などパスポートなど大切な時間帯は雑談を避けて、少し緊張しなさいと子供達に伝えた。
必ず、何かを忘れたり無くしたりする人間が出てくるから。
楽しいという素直な子供の気持ちは当然解るしかし、外国何があるかわからない。
一瞬でもいいから緊張する時間帯を作る必要がある。
学校の遠足のように友達とべらべら話をしながらオチャラケムードで行動するべきではない。

日本−アトランタ経由−サンパウロ。日本からアトランタまでは約12時間半のフライト。
アトランタからサンパウロまでは9時間半のフライト、その間アトランタで約3時間の乗り継ぎ待ち。
アトランタまでは寝るので割りと早く着く印象、問題はアトランタからサンパウロまでのフライト。
無理やり寝ないと着かないというのが子供を見ていて思うこと。
機内席配列、T、K、Yは前列。コーチとRが後列になる。
何故かRは最後までコーチと席が一緒でしかも真ん中の窮屈な席。Rの隣は一般客でペルー人のおばさん。
まぁ窮屈といっても、まだ子供サイズ、羨ましいことにエコノミークラスの席で体を折りたたんで肘掛に頭を乗せて寝られる。

Rは機内食を何と一時間半以上かけて食べていた。なんとマイペースな子と思った。
当然周囲は完全に食事を終えて寝る体勢に入っている。
実際に口に入れる前の準備が笑う。そばがあり、山葵がついていたのを必死で取り除き、それをしている間に開けていたパンを床に落とし拾ったり、パスタをテーブル上に落とすなど忙しい。
Yは持参した駄菓子「よっちゃんイカ」を皆に配り、あっという間に食べてしまい、それを貰ったKはお腹が一杯になりそばを拒否。Tは綺麗に食べ終えていた。
Rは神経質なのかあまり睡眠ができないようだ。途中、膝が痛いと訴えていた。
原因は長い時間足を下にしているため血液循環がよくなくしかも足が地面に着いていないため、膝に疲れがたまり易くなったと思う。持ってきたリュックに足を乗っけるようアドバイス。
Rは他の3名より格段に睡眠時間が少なかったはず。現地で疲れて病気しなければ良いが・・・。【9/5ブログ掲載】

PM5:00アメリカ入国審査、無事終了。テロ対策で物凄い厳重な審査。靴まで脱ぎベルトも外す。
コーチはズボンが落ちそう。必死に掴んで歩いた。
「何で靴まで脱ぐの〜」と誰かが不平をいう。「一番足が臭い奴が赤いブザーを鳴らせる」というと子供達の一部は本当にそう思ったみたいだ。
通関でRが持参した薬品をしつこく検査されていたが「アレルギーでこれがないと死んでしまう」と関係者にいうとブラジリアンジョークが通用したのか「まぁいいか」といわんばかりにRにしまうようにいう。無事通過。

4人も子供を連れて歩いていると、いつも「お前の子供か?」と言われる(笑)注目の的だ。
入国審査カードにサインをしていなかったからサインをしていて少し時間を食うが、無事待合ゲートに辿りついた。
いつもそうだが、搭乗カードに記載されているゲートと実際のゲートが変更することが多く、「ここだな」と余裕をこいていると必ず「ここではない」と気づき慌てるから警戒していたらやはり変更している。
油断できないね外国は。

アトランタの待合ゲートで今回の遠征のグループキャプテンとしてTを選出。
一番落ち着いていて、安定感を感じたから。
任命された以上、この男の性格上、しっかりやらなくてはという強い責任感に一層磨がかかるであろう。
アトランタ過ぎからT母に作成して貰った日記を書かせようと思ったが、とても旅の疲れを感じていたため、流石の鬼コーチも「書け」とはいえなかった(笑)

流石にアトランタ−サンパウロ間は食欲がでないらしく、寝てばかりで食事を自然にキャンセルしている。
サンパウロに到着する時間がAM6:00だからあと4時間半、子供達にとっては物凄い長い時間だろう。
R、Yは食事キャンセル。T、Kは遅れながら、乗務員に「ディナープリーズ」といってちゃっかり夕食を貰いにいっていた。機内の中の冷房でRが鼻声になっていた。
現地で体調を壊さなければよいが。

AM3:19
K、T、Yは睡眠中。Rは持参した日本の文化、折り紙を折り始めた。中々上手かった。
コーチがトイレに行こうとスリッパを探して見当たらないのを知ると、頼んでもいないのにしゃがみ込んでコーチのスリッパを探しておいといてくれた。さりげない優しさがRにあることを発見。
良かった、決してだらしないだけではなかった(笑)

PM6:35、予定より35分遅れて到着。出口にはCOJBのスタッフ、ナポレオンではなく元COJBの選手が何故か誰かを待っていた。
AM7:30頃、ようやく出会えた。FCの選手も出迎えに来てくれていた。【ブログ掲載済み】
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