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COJB流育成方針

F.C. COJB若者達の目標は「プロ選手になる事、少しでもプロに近づく事」です。
同時にブラジル留学をする選手のあらゆる準備の場でもあります。
私達のスタンスとしては、どんなレベル(例外はあり)の若者でも対象年齢内であれば一度は受け入れるスタイルです。
しかし現実問題、国内外でプロとしてデビュー出来る若者は「ほんの一握りである」という事も最初にお伝えしていかなくてはなりません。

では一人握り以外の選手はどうなっていくのでしょうか?

私達が常に大切だと考えるのは、「プロに成れなかった時の救済措置」として、進路や就職先を斡旋する事が必ずしも大切ではないと考えました。
何故なら、若者達はプロを目標に動いている間は、あまり「成れなかった時」の事を考えて行動している人は現実いません。長年チームに在籍して、ようやく少し現実が見えてきて「俺もそろそろコーチの勉強ぐらいしておこうかな?」程度になってきます。

現実問題、選手達がプロになれなかった時、COJBが出来る事とはどんな事であるか?

通常、専門学校に進むと「資格」や就職選択がいくつもある為、その為の勉強をするのですが、専門学校に行っても確実に本人がその就職先に就職したいか?という事はイコールにならないようです。
COJBも選手の為に幾つかの企業に理由を話し、現アルバイト先の紹介と、サッカー選手になれなかった時のアフターケアとして、就職の受け入れ先としてもお願いした時がありました。
企業の方々は快く、受け入れて下さいました。
「当社は若い人材を必要としています、通常は工場の方で働いて貰いますが、こちらがフロント業務でもいけそうだと判断した時は、フロントの方に入ってもらう事も可能です」というお言葉でした。現実に選手達にアルバイト先として紹介した事もありましたが、結局「本人がやりたい事」ではないので、結局は自分に合った仕事を探すという事になるのです。

ですから、この10年間指導をさせて頂いて、COJBのカラー、学校等にないカラーとはどのような事なのか?と突き詰めて考えましたら、結局人間としての成長を促していく事が一番大切であると確信したのです。

「人間としての成長ならどの環境でも促せるのではないか?」

勿論、その通りです。
しかし、他の環境と違うところは、若者達にとってサッカーは好きな事であり、目標であるからです。
その目標を達成する為には、数々の困難が待ち受け、とても容易ではありません。
グランド内で人よりも努力すればそれに達するという考えでも、まだ足りないくらいの世界です。

好きな事をしているという反面、目指しているハードルが高い為、若者達はその目標を達成する為に悩み、時には苦しみます。
険しい道であるが故に、それを乗り越えようと必死です。
自分の思い通りにはならない事が多く、我慢を覚えます。ここではサッカーだけ巧くなろうと思っても選手各々の生活がある為、状況が苦しくなればなるほど人間性が問われる場所でもあります。選手達はお互い向き合い、納得がいくまで話し合い、意見を出し合います。

寮に住めば、自分のプライベートな時間がとれないですし、互いに尊重しあわなければ共同生活などは出来ません。 互いに嫌なところも眼につきます。その寮でのストレスはそのままグランドにも時に持ち込まれる事があります。 お互い物凄い火花を散らして、時には喧嘩にもなります。

しかし、サッカー選手を目指す上で何が大切か?それは人間性です。

大人になっていかなくてはなりません。
一時の感情をただ単にむき出しにしたり、言いたい事を互いにいっているだけではなんの解決にはならないという事です。 その困難にどう向き合い、解決していくかをじっくりと話し合う。 そこには真剣に大切な時期に若者同士や指導者と「向き合う」という事が大切になります。 その場から逃げずに冷静に解決していくというものです。

そのようなエピソードは10年間の間にどれだけあったか知れません。
まるでドラマの「金八先生」の世界のように毎日スポットライトを浴びる生徒が違うのです。
しかし、これは作られたドラマではなく、若者が目標に向かって必死でぶつかりながら自分というものを日々確認している事に繋がっています。 ですから学校を卒業してサッカーを目指すという事が「遠回り」なのでは?と私達自身、深く考えた事がありますが、COJBのOBは口を揃えていいます。

「あの時代(COJB時代)が一番良かった。苦しいけれど物凄い人生の充実感があった。会社に入って、周囲の人間は愚痴ばかりいって前向きな話が出来ない、手を抜く事ばかり考えている」

「COJB時代の苦しさから比較すると今は比ではない」

「結婚して家庭をもったら、昔のように自分の考えだけで自由にやる事は出来ない。あの時が懐かしい」

このようなコメントを電話口で話している元選手の姿がありました。
「COJBは自分を知る場所です、自分で生きて行く力をつける場所だ」と。

10年間経った今、ようやくCOJBというカラーがはっきりして参りました。 社会に出て、社会に貢献していくのも本人のサッカーをしている時代の過ごし方に尽きると。 人が準備しても本人に「やる気」「その場から逃げない」「立ち向かう」という精神が身に付いていなければ、どの世界にいっても結局は長続きしないという事です。

結局、COJBでサッカーを目指した選手達は自立して社会に出て、時には国家試験等を受けて人命救助に力を注いでいたり、社会の矛盾や大変さも実感し、中には結婚し家庭を持ち一家の主として生活出来ているのではないか?と。 OBは「COJBに感謝している」と言ってくれますが、むしろ私達は逆にOBに感謝しています。 なぜなら、彼等たちがCOJBのスタイルを築き上げてくれたからです。

その精神修業を積む場、それがCOJBという環境だ、という事を御理解して下されば幸いです。